「もう6年か
最近セックスしてないな
前したのから何ヵ月だっけ
つーか最後にキスしたのいつだっけ」
ヒロキは最後の唐揚げくんを食いながら思い出した様に言う。
チーズ味を買って来いと言ったのを聞き間違え野分はスパイシー味を買って来てしまったのだが、一つも分けることなく食いきったようだ。あんだけ攻めたくせに。
「あーいつでしたかねー」
そんなのはいつものことなので然程気にすることもなく、野分はもそもそと柿の種からピーナッツだけ拾って食べていた。
「だなぁ~…久々にしてみるか」
丸めた紙パックをゴミ箱に投げつけるが端に当たり床に転がる。ヒロキは悪びれて入れ直しに行くわけでもなくソファーに寄りかかった。
野分は慣れたように長い腕を伸ばしヒロキの外した紙屑をゴミ箱に入れると残った柿の種を袋ごと口にあて一気に流し込んむ
「すみません今からサラリーマンネオやるんでその後でもいいですかね」
ボリボリとかみ砕きながら柿の種の袋をゴミ箱に放るとテレビをつけキッチンへ向かった。
「お!俺も見る」
「じゃあビールと餃子持ってきますね」
冷蔵庫をあげる音をききヒロキは腹がまだ満たされてないことで刺激された食欲が擽られる。
「あ、納豆と豆腐のも!」
「分かりました。作ってる間にそこ片しておいて下さい。あと暑いからって…パンツ1丁はいい加減辞めて下さいよ」
「カーテンしめてっし、誰も見てねーしいいじゃん。何々野分くん何だかんだで欲情したあ?」
「…ふざけてると作りませんよ俺別に食わないんだし」
とかいう
慣れきったそんな2人はやだな…
ああ泣くシーンの忍可愛いいなあ
PR
- 2009/03/06(金) 12:10:41|
- 未選択|
-
トラックバック(-) |
-
コメント(-)